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Divine music&Therapy~天空の風音に抱かれて~

竪琴弾き語り奏者/創作音楽アーティスト セレーナマリアのブログ

マリアの音楽回想記②


いつもご訪問ありがとうございます。
セレーナマリアです。

回想記の続きを綴っていきます。


ピアノの練習が嫌いな子供時代は延々続き増すが(苦笑)、それなりに好きな曲が弾けることの歓びも少しずつ味わえるようにはなってきました。
我が家に通ってくる生徒さんたちが上手に弾いている「あの曲が弾きたい!」と思うことも多々ありました。
しかし、そこに至るまでにはまだまだ練習しなくてはならず、一足飛びに難しい曲にチャレンジできるものでもありません。

ピアノの一応のルールとして、教則本の順番のようなものに従って進級していくために、弾きたいあの曲が弾けるようになるにはまだまだ通過点がありました。

弾けるようになりたいけど、練習はとても面倒。それに新らしい曲の譜面を読むのはもっと面倒でした。
子供ながらにもっと楽に弾けるようにならないのかしらと思いつつも、しぶしぶピアノを続けていました。

そんなまだ幼少期、私は机をステージ代わりに、当時の流行のアイドルのものまねをしてう歌う方が大好きでした。
アグネスチャンとか好きでよく歌ってました~♪

おっかのうえ~ひ~なげし~のは~なで~♪

当時からちょっとなまりがあって聞き取りにくかったアグネスの歌い方でしたので私はてっきり

おっかなうえ~ひ~なげし~のは~なで~♪

って真剣に思い込んで歌っていましたっけ(笑)
当時は大人の流行歌の歌詞を、意味も分からずひたすらまねて歌っていました。

そしてオペラ歌手のものまね?もよくしていました。
イタリア語とかもちろん分からないので、適当に即興でオペラっぽく歌うのが得意でしたよ。

あっ、お家には色んなクラシックのレコードがあって父がよく聴いていましたので自然に覚えちゃったのでしょう。
童謡唱歌のレコードとか、童話や昔話のお話と音楽のレコードもあって、よく毎日飽きもせずに聴いていました。
一人っ子だったせいもあり1人遊びはとても上手だったと思います。
そしてクラシックはショパンのピアノ曲が好きでした。聴いていて子供ながらに切なくなるような、それでいてドラマティクな世界観に浸るのが大好きで、とてもしぶ~い幼児の一面もありましたよ(笑)


この記事を書いていたら久しぶりにショパンが聴きたくなって、当時よく聞いていた曲を探してみました。
昔うちにはルービンシュタイン、アルゲリッチ、中村紘子とか有名なピアニストレコードがたくさんありましたけど今はこの方々が個人的に好きです。


フジコへミングさん 「雨だれのプレリュード」




辻井伸行さん 「革命」 「バラード1番」






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マリアの音楽回想記①


これから少しづつ私の音楽歴に関する回想記を書いていこうと思います。
ご興味のある方は読んでみてくださいね♪

私が生まれた家庭環境には、すでにピアノが2台もありました。
いまから思えば音楽への道が生まれたときからすでに用意されていたのです。

父は小学校教員を務めながら音楽を専門としてあちこちで合唱や音楽指導している立場の人で、母もそれなりに音楽をかじっていたことにより、家にはピアノの生徒さんがたくさん来ていました。

当時田舎ではピアノの先生はほんのわずかで、母曰く全く宣伝しているわけでもないのに。。。が口癖でしたが、口コミでどんどん生徒さんは増える一方でした。当時は女の子にはピアノを、とほとんどの女子がピアノを習いに行く時代だったのですね。

というわけで母は家で毎日のようにピアノ教室をしていました。

当然のごとく私は毎日毎日、それを聞かされていたわけです。
まるでBGMのように。。。生徒さんによってはつっかかったり、間違えたりする箇所も毎回同じで(笑)それも覚えてしまうくらい。

そんなある日、私は家のピアノで遊んでいて、耳コピで覚えたツェルニーの練習曲を楽譜なしで弾いてしまいました。
それは今でも覚えてる。多分5歳くらいでした。
それを弾いてると、びっくりして父と母が飛んできてほめてくれたのを覚えてます。
そのときは天才!と思ってくれたのでしょう(笑)
いえいえ、その後の私は絶対音感があるほうでもないし、ピアノは練習しないから怒られてばっかりでなかなか上達しないしで、きっと親をがっかりさせたと思います。

だって、ピアノの練習に縛られるよりも外で走り回って遊んでいる方が大好きだったのです!

なのに、毎日1時間は練習しなさいっ!て言われて、練習部屋で転がって拗ねてたり、怒ってピアノに八つ当たりしていたのですからしょうがない子供でした。

こうしなさい、とか、あーしなさい、とか強制されるのが大嫌いだったことは覚えています。

ピアノはコツコツ、毎日の練習の積み重ねがあってこそ上達するもので、それは今でも身を持ってわかるのですが、それができなかったのです。毎日頑張って上手になっていく生徒さんたちを見ているとすごいな~と子供ながらに尊敬していました。

私はとにかく遊びたかった。自由でいたかった。
でも結果、のびのびと自然の中をたくさんの友達とかけ回っては楽しい子供時代を過ごすことができていました。
男の子の友達も多かったのですが、負けず嫌いな一面もあって、すり傷負いながらも同等に競ってました。笑

ピアノの練習だけは思い出しても苦痛でしたけどネ!

そんな小さな頃の記憶を少し辿ってみました。

また少しづつ回想記綴っていきます。


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そういえば子供の頃から動物や赤ちゃん、小さい子供が大好きでしょうがなく、小さい頃の夢は保母さんでした。



いつもご訪問ありがとうございます。
セレーナマリア












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